高機能でシンプルUIのプロジェクト管理サービスasana
プロジェクト管理ツールの悩み
何年かに一回悩まされるのが、「プロジェクト管理ツールってどれを使うのが効率いいんだろう」ということ。(ちゃんと管理していくにはツール以外のことも考えないといけないんだけど)
個人的にプロジェクト管理ツールに求める要件は以下の通り。
- 入力が簡単なこと。
- タスクがネストできる(サブタスクが作れる)こと。
- いろんなビューが用意されていること。少ない入力でできるだけ多くの出力が欲しい。
- バージョン管理システムと連携できること。
- 導入に手間が掛からないこと。(インストールとかチームへの浸透とか)
- 費用が掛からないこと。
ただ、これらを全部満たすようなものは早々無い。
で、今まで試したことがあるのはこんな感じ。
- Excel
- Googleカレンダー + Nozbe
- Redmine
- Outlook (Exchange)
- Backlog
- Trello
どれも一長一短で、何かしらできないことがある。
例えば、RedmineやBacklogは色んなビューが用意されている点で評価できるけど、チケットの登録作業が重い。
Trelloは入力は軽くて使いやすいけど、全体が見えづらい、などなど。
で、最近改めて探してみたところ、見つけたのが「asana」。
見た感じ、かなり良さげ。
「asana」の特徴
asanaは元Facebookのエンジニアが作ったサービス。 特徴としては、
画面はこんな感じ。すっきりしてて見やすいと思う。
タスクリスト画面
カンバン画面
ダッシュボード(タスクの残りと消化状況)
ガントチャート (実際にはasanaではなくInstaganttという別サービス。こちらも無料)
さらに、ガントチャートはタスクの実施日をドラッグ&ドロップで簡単に操作できる上、タスクの間に依存関係を持たせることも可能。シンプルながら、かなりの高機能だと思う。
注意点
なお、カンバン形式とリスト形式は、2016/12時点では、最初にプロジェクトを作る時にどちらか一方に決める必要があって、後からの切り替えは不可能。
ただし、1つのタスクを複数プロジェクトに割り当てることができるので、カンバン形式のプロジェクトとリスト形式のプロジェクトを作り、その両方にタスクを割り当ててしまえば、実質的にビューの切り替えができる。
(上のスクショで「サンプルプロジェクト」と「サンプルプロジェクト(カンバン)」の2つがあるのは、そのテクニックを使用)
公式ブログによれば、近いうちに正式な切り替え機能が実装されそうなので期待してます。
Collaboration is beautiful: Introducing Boards in Asana - The Asana Blog
Note: For now, once you’ve chosen to create a project in board layout, you won’t be able to switch to list layout, and vice-versa. We’ll build this soon!
お値段
これだけ至れり尽くせりなasanaだけど、メンバー数が15を超えるまでは無料で使える(!) 小中規模のプロジェクトなら全く問題ないと思う。
とりあえず、しばらくプロジェクトで使ってみて評価する予定。